JAあつぎ

JAあつぎ自己改革の実践計画

 JAあつぎは、平成27年より、組合員との徹底した対話に基づいて、「農家所得の向上」「総合事業の機能発揮」「組合員・地域とのつながり強化」を基本目標とする創造的自己改革の実践に全力で取り組んできました。

自己改革の3つのテーマ
農家所得の向上
総合事業の機能発揮
組合員・地域との
つながり強化

  これまでに自己改革として、経営の安定と生産力向上に向けた指導内容の充実と出向く体制を確立したほか、直売所・移動販売車・買取販売による販売強化、新規就農者をはじめとした担い手育成などの取り組みを進めてきました。

アンテナショップTomoni
令和3年オープン

移動販売車
平成29年稼働開始

農業塾
平成19年から毎年開講

自己改革に対する組合員の評価

 令和5年度、JAあつぎは自己改革に対する組合員の評価把握のため、組合員訪問を通じた聴き取り調査を行いました。その結果、約7割の組合員が、取り組みに対し「評価できる」「評価できるがもっと取り組みを強化してほしい」と回答し、今後のJAあつぎへの期待の声を多数いただきました。

自己改革を実践するための具体的な方針

  1. 訪問活動や座談会を通じた「組合員との対話」を原点として、ニーズを的確に把握します。
  2. 「農業者の所得増大・販路拡大」につながる農業者目線で必要な取り組みについて、目標および実践具体策の策定等とあわせて実践し、改革の目的である「所得増大」を実現するほか、「地域の活性化」に取り組みます。

    (1)米生産農家を対象として、次のことに取り組みます。

    ①JA買取米数量拡大を通じた売上増加【数値目標A】
    ②良質米生産に向けた水稲苗の健苗供給
    ③良質米生産に向けた各種水稲講習会の開催

    関連トピックス

    健苗生産へ安定供給目指す
     JAあつぎは、管内生産者に供給する水稲苗の生産に向け、水稲育苗センターの稼働を5月1日から開始しました。

    (2)必要とする全ての生産者を対象として、次のことに取り組みます。

    ①買取販売の拡大を通じた売上増加【数値目標B】
    ②地場農畜産物の販路拡大
    ③土壌診断をもとにしたコスト削減
    ④農作業受委託による農地利用促進
    ⑤6次産業化による付加価値の向上
    ⑥鳥獣被害の被害軽減対策
    ⑦共計取扱数量拡大を通じたコスト低減【数値目標C】

    関連トピックス

    香り豊かな新茶上々の出来
     清川村で5月2日、茶の摘み取りが始まりました。今年は3月の気温が低く、やや生育が遅れたものの、新芽が出てからの適度な気温と降雨で順調に生育しました。
    カーネ消費拡大へ連携
     厚木市園芸協会カーネーション部会は4月15日、日頃の支援や消費拡大への取り組みに感謝し、大貫盛雄組合長にカーネーションの花束を贈りました。
    魅力発信で市の特産に
     厚木市船子にある東京農業大学では、南米原産の農産物「ペピーノ」の研究が進められています。3月5日には、ペピーノへの理解を深めてもらおうと、同市長やJA役員、関係者などを招いた初の試食会が開催されました。

    (3)新規就農者をはじめとした担い手などを対象として、次のことに取り組みます。

    ①担い手・新規就農者の育成
    ②販路・農地利用拡大等の農業経営支援の充実
    ③農業機械レンタル事業による担い手支援

    関連トピックス

    積極的な対話で思いを共有
     青壮年部は3月13日、青年農業者の声を反映したJA運営・農業環境の整備などを目的に、JA役員との意見交換会を開催しました。
    地域の食を支える新たな仲間誕生
     JAあつぎが農業学習の場として開講する農業塾の修了生7人が2月15日、JA農産物直売所「夢未市」へ待望の初出荷を行いました。

    (4)「地域の活性化」に向けて、次のことに取り組みます。

    ①支所店を拠点とした協同活動の充実【数値目標D】
    ②移動販売車による買い物支援【数値目標E】
    ③食農教育事業の実践

    関連トピックス

    今年も「厚木トマト」が最盛
     JAあつぎ管内で生産され、「かながわブランド」に登録される「厚木トマト」の出荷が最盛期を迎えています。
    親子で楽しみ食に関心を
     JAあつぎは3月28日、作って食べる楽しさを伝え、子どもたちの食への関心を高めてもらおうと、小学生以下の親子を対象に「親子で作ろう!お手軽パン」を開き、23組57人が参加しました。
    技能生かし食農伝える
     JAあつぎは令和6年度、地域の伝統的な生活文化や郷土料理、食と暮らしに関する新たな技能等の伝承に向け、11人を「ふるさと先生」、7人と1団体を「食とくらしのマイスター」に委嘱しました。

    関連リンク

  3. 改革の取り組みと成果について対話等を通じて評価を把握し、次の改革につなげることで、PDCAサイクルを回し、不断の自己改革を着実に実践します。

自己改革の実践に向けた組合員の意思反映

組合員との対話・意思反映の実践計画

役員による組合員との対話
職員による組合員訪問
地区別座談会
准組合員向け活動における直接的な対話・アンケートなどによる意見聴取

自己改革を支える経営基盤の確立・強化の取り組み

経営基盤の確立・強化に向けた目標

組合員の事業利用拡大に向けた総合相談の充実
本所・支所店の業務のあり方の見直しによる効率化

関連リンク

総合相談事業
各種相談会

実践報告資料

令和5年度
JAあつぎ 自己改革の実践
JAあつぎ 自己改革の実践(1.2MB)
令和4年度
JAあつぎ 自己改革の実践
JAあつぎ 自己改革の実践(2.3MB)
令和3年度
JAあつぎ 自己改革の実践
JAあつぎ 自己改革の実践(4.5MB)
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