JAの概要
厚木市・清川村の地勢
厚木市は、神奈川県の中央に位置し、西に秦野市、西から北にかけて愛甲郡清川村、愛川町に、北から東にかけて相模原市、座間市、海老名市、高座郡寒川町に、また南は平塚市、伊勢原市と6市2町1村に接しています。地勢は西北から東南に緩やかに傾斜し、西北部は山岳地帯で数系の小山脈が南北に走っています。ことに西部は霊峰阿夫利の峰大山がそびえ、丹沢山へ連なっています。東部は、相模川の清流が南北に貫通し、これを併流する中津川、そして小鮎川、これら河川の流域に平野が開けている。東西は13.7km、南北14.7kmの扇形に近い地形で、面積は93.84平方キロメートルを有しています。厚木市は、東名高速(厚木インター)、小田原厚木道路、国道129・246号の整備および圏央道・新東名の開通により、神奈川県央地区の交通の要衝としての地理的条件にも恵まれています。1950年代から研究開発型企業やサービス産業等も集積され、多機能を有する都市として成長しました。現在、厚木市は首都圏の機能の一部を担う役割が求められています。
清川村は、面積の約90%が山林で占められ、都会の奥座敷として首都圏に真の自然を提供しております。神奈川県唯一の村として、県内北西部の東丹沢山麓に位置し、北東は愛甲郡愛川町、厚木市、北西は相模原市、足柄上郡山北町、南は秦野市、厚木市に接しており、東西12.6km、南北9km、総面積71.29平方キロメートルです。
JAあつぎ管内における農業の概況
JAあつぎは神奈川県の中央部に位置し、厚木市・清川村を管内としています。
管内の農業は、水田地帯と山間部に大きく区分できます。水稲・露地野菜・果樹・施設野菜・花きの複合経営が主流であることから、JAあつぎ農産物直売所「夢未市」を拠点とした直販体制を強化しています。
また、平成26年4月には農業にかかる諸課題解決に向け、厚木市・農業委員会・JAあつぎにて「厚木市都市農業支援センター」を設置し、相談窓口を一元化するとともに、担い手支援にむけた農業塾の開講や農地集積、遊休農地・耕作放棄地の解消、鳥獣被害対策など、地域農業振興に積極的に取り組んでいます。
令和6年5月には、都市農業のおける課題解決や地産地消の促進に向けた新たな拠点として、営農経済センター「あぐりべぇ」をオープンし、グリーンセンターやライスセンターをはじめとした農業関連施設の集約を行い、組合員へのサービスの一元化を図りながら、地域農業の魅力を発信しています。
JAあつぎの概要
(令和6年2月末)
JA名称 | 厚木市農業協同組合 |
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本所所在地 | 〒243-0004 神奈川県厚木市水引2-9-2 |
設立 | 昭和38年(1963年)7月15日 |
組合員数 | 18,724人 (正組合員4,166人・准組合員14,558人) |
役員数 | 32人(女性理事4人含む)(内、常勤5人) |
職員数(正職員) | 359人 |
貯金残高 | 3,779億3,236万円 |
貸出金残高 | 1,009億6,864万円 |
長期共済新契約高 | 270億4,132万円 |
長期共済保有高 | 5,899億5,588万円 |
販売取扱高 | 14億3,388万円 |
購買取扱高 | 43億68万円 |
単体自己資本比率 | 14.81% |
店舗等 | 本支所店(14店舗)、育苗センター、ライスセンター、 葬祭施設「グリーンホール」、農産物直売所「夢未市」、 購買店舗「グリーンセンター」等 |
子会社 | 厚農商事株式会社 |
姉妹JA | JAオホーツク網走 |
機構図
沿革
昭和38年7月 | 市内7農協の合併により厚木市農協設立 |
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昭和44年5月 | 清川村農協と合併 |
昭和48年6月 | 厚農商事株式会社設立 |
昭和56年4月 | 水稲育苗センター新築落成式 |
昭和59年12月 | 宮の里支店新事務所オープン |
平成元年4月 | 愛甲支店新事務所オープン |
平成3年4月 | 北支店オープン |
平成7年11月 | 依知南支店オープン |
平成7年11月 | 荻野支所新事務所竣工式 |
平成10年3月 | グリーンセンターオープン |
平成10年10月 | JAあつぎ助け合い活動すずしろ発足 |
平成11年1月 | 小鮎支所新事務所竣工式 |
平成11年7月 | グリーンホールオープン |
平成11年11月 | 玉川支所新事務所竣工式 |
平成12年4月 | 介護保険による訪問介護活動開始 |
平成13年1月 | 南毛利支所新事務所竣工式 |
平成14年8月 | 第2グリーンホールオープン |
平成14年12月 | 依知支所新事務所竣工式 |
平成16年3月 | 睦合支所新事務所竣工式 |
平成16年9月 | 清川支所新事務所竣工式 |
平成20年12月 | 相川支所新事務所竣工式 |
平成21年12月 | 夢未市オープン |
平成24年2月 | 第62回家の光文化賞受賞 |
平成26年4月 | 厚木市都市農業支援センター開所 |
平成27年9月 | 新本所オープン |
平成29年11月 | 移動販売車「ゆめみちゃん号」運行開始 |
平成29年12月 | JAオホーツク網走と「姉妹JA提携ならびに災害時相互支援に関する協定」を締結 |
平成30年11月 | 東京農業大学と包括連携協定を締結 |
令和元年12月 | 夢未市開店10周年 |
令和3年8月 | アンテナショップ「Tomoni」オープン |
令和5年7月 | JAあつぎ設立60周年・厚農商事設立50周年 |
令和6年5月 | 営農経済センター「あぐりべぇ」オープン |
認定農業者数の調査と公表
令和6年5月総代会へ向けた次期役員改選の選考を開始するにあたり、令和5年7月末現在において、厚木市ならびに清川村が認定した認定農業者を調査した結果、農業協同組合法第30条第12項に該当する認定農業者であり、かつ当JAの正組合員である者は54名となりました。
本数値は、農業協同組合法第30条第12項に規定する例外規定「その地区における認定農業者が少ない場合」に該当し、例外の内容を規定した農協法施行規則第76条の2に定める「認定農業者に準ずる者」を含めて理事候補者を選考することとなりました。
正組合員である認定農業者の数 | 正組合員数 |
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54名 | 4,217名 |
(調査日:令和5年7月31日)