組合員とは
JAは農家以外の皆さんにも開かれた協同組合です
正組合員
農業を仕事にされている方です。
准組合員
農業以外の仕事をしている人でJAに出資金を支払い手続きをした方です。
組合員でない方
制限が発生する場合もあります。※2
組合員には「正組合員」と「准組合員」の2種類があります。
「正組合員」は農業を仕事にしている人(団体)、「准組合員」は地域に住み農業以外の仕事をしている人が、JAに出資金(※1)を払い込み、その他の手続きをすることで加入することができます。
「正組合員」も「准組合員」もJAのさまざまな事業サービスや施設を使うことができます。
「准組合員」は、「正組合員」と違い、総会での議決権や役員の選挙権などJAの運営に関与することができませんが、地域を支える協同組合の仲間たちです。
また、組合員ではない人でも、JAの事業や施設を利用することができます(※2)
農業者以外でも組合員に加入できます
JAの正組合員になるためには農業者である必要があり、耕作面積や農業従事日数などJAごとに定款でその具体的な基準を定めています。
JAには、この正組合員のほか、准組合員制度があります。農業者以外でも、正組合員同様JAごとに定めた一定の出資金を払えば、准組合員として組合に加入できます。
准組合員は、JAの事業を正組合員と同じように利用できますが、総会での議決権や役員の選挙権などJAの運営に関与できません。これは、JAが農業者の意思に基づき事業や組織について決定することができるようにするためです。
准組合員制度は生活協同組合にはなく、JA独自のものです。
組合員組織とは
JAには各種の組合員組織があります。組合員組織は組合員とJA本体の組織との中間的な組織であり、JAの活性化のために、大きな役割を果たしています。組合員組織は大別すると次の4つがあります。
第1は、集落組織です。これは、地域ごとに組織された地縁的な組織です。生産組合や農事実行組合等、さまざまな名称で呼ばれています。集落単位の共同体がほぼそのままJAの組合員の基礎的な組織になっています。
第2は、作目別生産組織です。農作物の種類ごとにその生産者が生産部会として組織しているものです。地域によって違いますが、水稲、野菜、果樹、花き、養豚等の作目ごとに部会があり、その作目の生産・販売、技術の改善等に取り組んでいます。
第3は、青年、女性の組織です。農業を担う青年たちで組織するJA青年部および、農業の担い手としてだけではなく、生活においても多くの役割を果たしている女性で組織するJA女性組織です。
第4は、事業利用者間の交流を目的とした生活班、年金友の会、共済友の会等です。