シイタケのあられ揚げ
材料(3人分)
- シイタケ… 大6本
- むきエビ… 100g
- はんぺん… 150g
- 青のり… 小さじ1/2
- 酒… 小さじ1
- 塩コショウ… 適量
- あられ… 60g
- 薄力粉… 大さじ1/2
- サラダ油… 適量
作り方
- シイタケは軸を取り、傘の表に十字の切り込みを入れる。取った軸はみじん切りにする。むきエビは背ワタを取り、細かく刻む。
- ボウルに1のシイタケの軸とむきエビ、Aを入れ、はんぺんをつぶしながら混ぜ合わせる。
- シイタケの傘の内側にふるいを使って薄力粉をまぶす。
- 薄力粉をまぶした面に2を詰め、剥がれないように手で生地を押し付けながら、表面を平らにする。
- あられを4の生地部分にまぶし、軽く生地に押し付ける。
- フライパンにサラダ油を入れて熱し、150℃で5をあられの面から揚げる。きつね色になったら裏返し、1分半ほど火を通せば完成。
シイタケのワンポイントOne Point
- カサが肉厚で、全開していないものが上質
- 良品はカサの内側が白く、ひだがそろっている
- 軸が太く短いものがおいしい
シイタケの保存方法
ひだを上に向けてビニール袋に入れ、野菜室へ。水分が多く日持ちしないので、カサの裏が黒ずむ前に使う。
シイタケの成分・有効性
うま味のもとはグアニル酸。干すとビタミンDもうま味も増える。
キノコ類の中で最も多く生産されているのがシイタケ。特有のうま味成分は、グアニル酸とグルタミン酸。乾燥させるとうま味が濃縮します。
成分として特に特徴的なのが「エリタデニン」。血中の余分なコレステロールを減らす働きがあり、脂質異常症や動脈硬化の予防に効果があると考えられています。また、「食物繊維」も多く、これもコレステロールの排出や血糖値の急上昇を抑え、生活習慣病の予防に役立ちます。この他、カサの部分に多いエルゴステロールという成分は、植物性ビタミンD。体内のカルシウム代謝に重要な役割を果たす栄養素で、骨や歯の強化に役立ち、乾燥させるとビタミンDが濃縮し、生の約3倍になります。