試行錯誤重ねて
良質な農産物を生産
組織活動にも尽力
厚木市温水 神﨑 浩貴さん

南毛利地区にある約80アールの圃場で、施設・露地野菜と水稲を栽培。令和7年度より青壮年部の部長に就任し、組織活動にも積極的に取り組んでいます。
青年農業者として農業振興を
農家後継者として平成27年4月に就農した神﨑さん。幼い頃から農業にいそしむ父の背中を見て育ち、大学卒業後、かながわ農業アカデミーで栽培技術や知識などを学びました。
現在は、青壮年部や厚木市青空クラブに所属。地域の先頭に立つ青年農業者として、地域農業の振興や組織の活性化へさまざまな活動に取り組むなど、交流の輪を広げながら自身の成長にもつなげています。
現在は、青壮年部や厚木市青空クラブに所属。地域の先頭に立つ青年農業者として、地域農業の振興や組織の活性化へさまざまな活動に取り組むなど、交流の輪を広げながら自身の成長にもつなげています。
目配り・気配り大切に営農

トウモロコシの苗の生育を確認する神﨑さん
栽培では、作物の生育状態を小まめに確認し、適切な時期に必要な作業ができるよう心がけています。近年は、トマトやキュウリの収量や品質、作業効率の向上へ、さまざまな誘引方法や仕立て方に挑戦するなど、試行錯誤を重ねています。トウモロコシでは、施設栽培の利点を生かした有利販売に向け、露地栽培の出荷が始まる前の5月下旬から6月中旬の出荷を目指し、栽培を進めています。
出荷時にも一工夫。袋詰めする数量を変えた荷を複数種類作り、消費者が使用用途や家族構成にあわせて選べるよう、気を配っています。
神﨑さんは「今の目標は、力を入れるキュウリとトマトをさらに良質なものにすること。併せて、組織活動では、農業の大切さや地場農産物の魅力を広く伝えていきたい」と話しました。
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