愛情込めて生産
小まめな生育管理で
良質な農産物を
厚木市上荻野 神崎 勝之さん
荻野地区にある32アールの圃場で、露地野菜や米を生産。自作の堆肥を活用し、品質の向上に努めています。
こだわりを持って日々営農
荻野川近くの自然豊かな地で農業を行う神崎さん。66歳までは、障子や襖などを作る建具職人として働く傍ら、兼業で農業を行い、現在も米や野菜を作りながら大切な農地を守っています。
野菜は、カボチャやサツマイモ、ソラマメなど、年間約15種類を栽培。稲わらと牛ふんを混ぜて作る自作の堆肥を活用し、良質な土作りにつなげるなど、循環型農業を実践しています。定植する野菜の苗は、全て種から育てるほか、連作障害を防ぐため、畑のローテーションも考えながら栽培を進めています。土地柄、アライグマやハクビシンなどの動物が現れることも多く、函わなの設置で、作物への被害軽減を図っています。
野菜は、カボチャやサツマイモ、ソラマメなど、年間約15種類を栽培。稲わらと牛ふんを混ぜて作る自作の堆肥を活用し、良質な土作りにつなげるなど、循環型農業を実践しています。定植する野菜の苗は、全て種から育てるほか、連作障害を防ぐため、畑のローテーションも考えながら栽培を進めています。土地柄、アライグマやハクビシンなどの動物が現れることも多く、函わなの設置で、作物への被害軽減を図っています。
農産物品評会にも積極的に出品
11月に行われる荻野地区農業まつりの農産物品評会には、愛情込めて育てた野菜を出品しています。ショウガは、令和4年・5年と2年連続で優等賞・厚木市長賞に輝いたこだわりの一品。乾燥に弱いことから、猛暑が続く近年は栽培に苦労していますが、作物の状態を見極めた小まめなかん水や追肥を施し、令和6年も見事優等賞・厚木市長賞に輝きました。
神崎さんは「一から大切に育てる野菜が元気に成長し、収穫を迎えたときは、達成感を感じる。家族や親戚、近所の人など、食べた人が笑顔になり、おいしいと喜んでもらえることがやりがいにつながっている。これからも試行錯誤を重ねながら、日々農業に励んでいきたい」と話しました。
神崎さんは「一から大切に育てる野菜が元気に成長し、収穫を迎えたときは、達成感を感じる。家族や親戚、近所の人など、食べた人が笑顔になり、おいしいと喜んでもらえることがやりがいにつながっている。これからも試行錯誤を重ねながら、日々農業に励んでいきたい」と話しました。