自然豊かな地で営農
愛情込めて多品目を栽培
協同活動にも尽力
清川村煤ヶ谷 山口 郁夫さん
清川地区にある約30アールの畑で、露地野菜や果樹を生産しています。現在は、清川支所生産組合長会の副会長を務めています。
少量多品目で良質な農産物を
自然豊かな清川の地で農業を行う山口さん。定年退職をする66歳までは、休日を主体に農業に携わっていました。現在は、少量多品目で、ナスやサトイモ、コンニャク芋などの野菜を年間約15種類栽培するほか、ブルーベリーや梅、ユズなどの果樹も数種類育てています。
栽培では、土壌を良好な状態に保つため、堆肥を活用。特に根菜類は根張りが良くなるなど、品質の向上につながっています。また、農薬は極力使わず、除草作業などは定期的に行うなど、管理作業にも汗を流します。
営農する上で苦労する点は、鳥獣による被害。サルやシカ、ハクビシンと、さまざまな動物が現れることから、ネットでの防除をはじめ、小まめな圃場巡回で、大切に育てた農産物の被害を最小限に抑えています。
栽培では、土壌を良好な状態に保つため、堆肥を活用。特に根菜類は根張りが良くなるなど、品質の向上につながっています。また、農薬は極力使わず、除草作業などは定期的に行うなど、管理作業にも汗を流します。
営農する上で苦労する点は、鳥獣による被害。サルやシカ、ハクビシンと、さまざまな動物が現れることから、ネットでの防除をはじめ、小まめな圃場巡回で、大切に育てた農産物の被害を最小限に抑えています。
組織活動で地域と交流深める
現在、清川支所生産組合長会の副会長を務め、納涼盆踊り大会や農業まつりなどの協同活動を通じて、地域との交流を図っています。近年は、同会で保育施設・幼稚園へ地場産花きを寄贈し、次代を担う子どもたちに地域農業を身近に感じてもらえるよう、活動に励んでいます。
山口さんは「家族や親戚などから、おいしいと言ってもらえることがやりがいにつながっている。今後も、今ある農地を守り、農ある風景を大切にしていきたい」と話しました。
山口さんは「家族や親戚などから、おいしいと言ってもらえることがやりがいにつながっている。今後も、今ある農地を守り、農ある風景を大切にしていきたい」と話しました。