農地を受け継ぎ
自分らしい農業を
厚木市小野 髙橋 一憲さん
玉川地区にある約90アールの圃場で、水稲と露地野菜を栽培しています。
会社員から農業の道へ
「当初は、くわの使い方や農作業に必要な道具など、分からないことばかりだった」と語る髙橋さんは、農業経験や知識を培おうと、JAの営農指導員に相談。玉川地区の生産者のもとに通い、栽培に関するノウハウを学びながら、農業を営んでいます。現在は、学んだ知識を生かし、自身の圃場で水稲と露地野菜を栽培しています。
向上心を持ち何事にも挑戦
現在、髙橋さんが栽培に力を入れているのが「葉ニンニク」。営農指導員によるアドバイスのもと栽培を始め、トンネルを使った霜よけや追肥管理などを行うことで、順調な生育を見せました。夢未市に出荷する際は、先輩農家の意見や商品の荷造り方法、価格などを参考にすることで、消費者が手に取りやすい商品作りに気を配ります。
髙橋さんは「現在は、さまざまな品目や栽培方法を通じて、自分に合った農業のスタイルを模索している所。サポートしてくれる地域の先輩方に感謝を忘れず、今後もより質の高い作物の生産を行って生きたい」と意気込みを話します。