こだわりの飼育方法と飼料
煤ヶ谷 山口 昌興さん
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水と緑あふれる清川村で有限会社山口養豚場を経営。15人の従業員とともに、年間約14,000頭の豚を飼育し、毎月約1,200頭を出荷しています。
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成育に合わせて豚舎を移動
山口養豚場では、豚にストレスを与えない飼育方法と自家配合する飼料にこだわることで、良質な肉質を実現しています。
群飼育によって飼養する母豚は、自由に動き回れる広い豚舎で、より自然に近い環境のなか育てられます。肥育豚は、太陽光が十分に当たり、新鮮な空気が供給できる豚舎で飼育。環境作りにこだわり、一頭一頭を大切に育てています。
飼料は、トウモロコシや大豆粕のほか、酒米を使用し、豚肉に甘みが増すように工夫しています。飲料水は、丹沢山系の伏流水。ミネラルを多く含む清川の水は、豚の健康状態や肉質に良い影響を与えています。
豊かな自然のもと育てあげるブランド豚
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甘みのある脂質とやわらかい肉質をもつ「清川恵水ポーク」の商品を手にする山口さん
山口養豚場では現在、「清川恵水ポーク」「恵水ポーク」「かながわ夢ポーク」「神奈川のすくすくパン豚」を出荷しています。
加工された豚肉は、厚木市・清川村のレストランや旅館、ホテルなどで味わうことができるほか、道の駅「清川」では「清川恵水ポーク特製みそ漬け」「清川恵水ポークあらびきウインナー」として手にすることができます。
山口さんは「従業員一丸となって生産している豚肉。たくさんの人に手に取ってもらいたい。販路拡大や新たな商品も考えていきたい」と意気込みを語ります。丹精込めて豚を育てあげる山口さんと従業員の皆さんの挑戦は続いていきます。
旬の農産物のお買い求めは、JAあつぎの農産物直売所「夢未市」へどうぞ!