こだわりは、
色づきと味のバランス
厚木市下荻野 林喜 一さん
良質なリンゴが育つ
厚木市園芸協会果樹部会りんご委員会の林喜一さんは、10アールの圃場で「涼香の季節」をはじめ、「ぐんま名月」など計7品種を栽培。この他、管内で唯一「ヒメリンゴ」の栽培も行っています。
良質なリンゴを生産する林さんのこだわりは、色づきと味のバランス。栄養分を含んだ堆肥を多めに施すとともに、敷き藁を行うことで、水分の蒸発を抑えています。これが、酸味と甘みのとれたバランスの良い味を引き出し、きれいな色づきを実現しています。
林さんは「今年も自信を持って提供できる品質の高いリンゴに仕上がった。より多くの人に厚木産リンゴを味わってもらいたい」と笑顔で話します。
同委員会では、JAあつぎ農産物直売所「夢未市」で最盛期を迎える厚木産リンゴの試食販売を行っています。当日は、生産者自らが店頭に立ち、来店者との交流を通じて厚木産リンゴの認知度を広げ、品質の高さを知ってもらおうと、販売促進につなげています。