JAあつぎ

あつぎの生産者Atsugi Farmers

接ぎ木の技術で
多様な品種の果樹を栽培

厚木市戸田 大貫 一義さん
リンゴの摘果を行う大貫さんの写真
リンゴの摘果を行う大貫さん

 実りの時期に向け、小さな実が膨らみ始めた初夏の果樹園で摘果などの管理作業に精を出す大貫一義さん。大貫さんは、リンゴやカキ、ナシ、ビワなど果樹を栽培し、JA農産物直売所「夢未市」に出荷しています。手先の器用さと長年の勘を強みに接木の高い技術で多様な品種を生産。新たな品種を取り入れながら土地に合った果樹を選定し、栽培しています。

良質なリンゴが育つ

 大貫さんは、陽光やつがる、昂林、ぐんま名月など約10品種のリンゴを生産。「今年のリンゴは、葉や実が大きく成長し、良いものが収穫できそうだよ」と笑顔を見せます。1989年に100本の苗木から始めたリンゴの栽培。骨粉や油かすなど有機肥料を多めに施し、栄養分を含んだ土作りを行っています。1本1本の樹に養分が充分に行き届くように50本に減らし、カイガラムシの防除を行った効果が出て、生育が良好。今年の収穫は、特に良質なリンゴが期待されます。

 大貫さんは、厚木市園芸協会果樹部会りんご委員会にも所属。最盛期を迎える時期に「夢未市」本店で試食販売を行い、消費者との交流を通じて厚木産のリンゴの品質の高さを伝えています。

 大貫さんは「何事も極められるように努力を惜しまないよ」と語ります。常に上を目指し挑戦を続ける姿は、生き生きと自信に満ち溢れ、雨露で輝く果樹のように煌めいています。

JAあつぎ農産物直売所

夢未市外観写真
夢未市店内写真
生産者と消費者を結ぶ「夢未市」。新鮮で安全・安心な地場農畜産物をお届けするとともに、食と農の大切さや地産地消の推進を図ってまいります。

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