培った技術で
多様な農産物を消費者に
厚木市中荻野 石井 敏美 さん
荻野地区にある約50アールの畑で、年間40品種以上の露地野菜を生産しています。
生涯を通じて農業と向き合う
代々続く農家に生まれ、小学生のころから収穫を手伝うなど、長年農業に携わってきた石井さん。就職後も、畑を切り盛りしていた母から技術を学び、会社勤めと農作業を両立してきました。収穫した野菜は、荻野農産物直売所に出荷するほか、約40年前に厚木市鳶尾へ母が設置した個人直売所を受け継ぎ、販売をしています。
多様な農産物を栽培
品目は、直売所を訪れる人のニーズに応えるため、バリエーション豊かに栽培。サトイモだけでも「セレベス」・「たけのこいも」・「唐いも」など、複数の品種を取り入れています。近年は、特産品として注目されている葉ニンニクの栽培に着手するなど、新たな取り組みにも挑戦しています。
中でも力を入れているのが、小豆やササゲ、ラッカセイなどの豆類です。脱莢・脱粒など、収穫後の調製作業を丁寧に行い、荷姿にもこだわりを持って出荷。乾燥できるものは貯蔵性が高いため、出荷期間の拡大につながっています。また、豆類の根に共生する有益な細菌「根粒菌」を土壌に供給することで、栄養豊富な土作りを行っています。
石井さんは「収穫の喜びや自分の野菜を楽しみにしている消費者のおかげで、この年齢まで充実した生活を送ることができている。これからも、地域の人に喜んでもらえる農産物を生産していきたい」と話しました。
中でも力を入れているのが、小豆やササゲ、ラッカセイなどの豆類です。脱莢・脱粒など、収穫後の調製作業を丁寧に行い、荷姿にもこだわりを持って出荷。乾燥できるものは貯蔵性が高いため、出荷期間の拡大につながっています。また、豆類の根に共生する有益な細菌「根粒菌」を土壌に供給することで、栄養豊富な土作りを行っています。
石井さんは「収穫の喜びや自分の野菜を楽しみにしている消費者のおかげで、この年齢まで充実した生活を送ることができている。これからも、地域の人に喜んでもらえる農産物を生産していきたい」と話しました。