生まれ育った自然を大切に
農業を営む
清川村煤ヶ谷 山田 一夫さん
清川地区にある約10アールの畑で露地野菜を栽培するほか、果樹やシイタケを育てています。
自然に囲まれた地で営農
幼い頃から、父の農作業を手伝っていた山田さん。就職してからも、公務員として働きながら、農業に従事してきました。畑は山間部にあり、鳥獣害が発生するため、ダイコンや長ネギなど、被害を受けづらい作物を中心に栽培。ユズをはじめとした果樹は、収穫が遅れると鳥獣を集める原因になってしまうので、早期の収穫を心掛けるほか、妻の友子さんと協力し、加工品として保存するなど、地域の環境に合わせた営農に取り組んでいます。
野菜は環境に配慮し、農薬を使わずに育てています。畑には頻繁に足を運び、手作業での除草を中心に、圃場管理を行っています。肥料は、鶏ふん堆肥や草木灰などを中心に施用。有機資源を活用し、持続的な農業の実現を目指しています。
野菜は環境に配慮し、農薬を使わずに育てています。畑には頻繁に足を運び、手作業での除草を中心に、圃場管理を行っています。肥料は、鶏ふん堆肥や草木灰などを中心に施用。有機資源を活用し、持続的な農業の実現を目指しています。
シイタケの栽培に注力
近年力を入れている作物は、シイタケです。父の代に少量生産していた原木シイタケの味が忘れられず、自ら丸太に菌を打ち込んで栽培を始めました。特に注意している作業は水やりで、良質なシイタケを育てるため、天候や気温によってかん水量を調節するなど細やかに手入れ。現在は、約150本の原木を管理し、春と秋の年2回収穫を行っています。
山田さんは「生まれ育った地域の自然を未来に残すため、環境保全を意識して営農に取り組んでいる。今後も、楽しみながらより良質な農産物を生産していきたい」と話しました。
山田さんは「生まれ育った地域の自然を未来に残すため、環境保全を意識して営農に取り組んでいる。今後も、楽しみながらより良質な農産物を生産していきたい」と話しました。