細やかな手入れで
高品質な野菜を地域に届ける
厚木市小野 小瀬村 晋さん

玉川地区にある約15アールの畑で、葉物・根菜・果菜など、年間を通して複数の露地野菜を栽培しています。
地域に新鮮な野菜を届ける
65歳まで製造業に携わってきた小瀬村さん。休日には、重い野菜の収穫や耕運など、母の作業を手伝いながら生産のノウハウを学びました。定年退職を機に本格的に就農し、現在は約15アールの畑を耕作しています。
身近な人に、地元で採れた新鮮な野菜を味わってもらおうと、玉川地区農産物直売所に年間約30品種の露地野菜を出荷。同直売所出荷組合の副会長を務め、栽培方法や出荷する野菜の情報を仲間と共有しながら、地域農業を盛り上げています。
品質の高いものにこだわる

不織布で害虫対策を行う小瀬村さん
食味だけでなく、見た目も良い野菜を出荷することにこだわる小瀬村さん。農薬の使用は最小限にとどめながら、不織布や防虫ネットで作物を保護するなど、細やかな対策で病害虫防除に努めています。
特に力を入れている作物はコマツナ。真冬を除き、週に一回播種を行って、定期的に出荷を続けています。栽培している品種は「さくらぎ」・「はっけい」・「はまつづき」の3品種。気温や湿度に合わせた適切な品種を作付けすることで、長期間出荷できるよう工夫しています。
小瀬村さんは「環境によって条件の変わる野菜作りは難しいが、自分の作った野菜を食べてもらえることが嬉しく、やりがいがある。これからも地域の人においしいと喜んでもらえる野菜を作り続けていきたい」と話しました。
旬の農産物のお買い求めは、JAあつぎの農産物直売所「夢未市」へどうぞ!