新規就農で新たな道へ
楽しみながら農業に専念
厚木市七沢 三橋 正巳さん
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玉川地区にある44アールの圃場で、ネギやダイコン、キャベツなどの露地野菜を栽培。JAあつぎ農業塾を受講し、新規就農しました。
定年後に憧れの農業に従事
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JA職員とキャベツの生育状況を確認
自然豊かな厚木市七沢の地で、農業にいそしむ三橋さん。農業に興味を持ったのは、仕事で訪れた県内の農産物直売所を訪れたのがきっかけです。当時は、午後になると直売所の出荷数が少なくなることが多くあり、そんな状況を見ていた三橋さんは「いつか自分が出荷者になって、直売所に貢献したい」という思いを抱き、定年後は農業に従事しようと志を持つようになりました。2018年に勤めていた仕事を退職し、「JAあつぎ農業塾」を受講。新規就農者としての歩みをスタートしました。
経験を糧により良質な野菜作りを

カボチャの荷造りを行う三橋さん
圃場では、ネギやダイコンなどの露地野菜を栽培。特に力を入れるネギは、定植機を導入することで、作業効率化を図り、安定した出荷に向けて土寄せや追肥などの管理を行っています。種から苗を育てるほか、1つの作物に対して2種類以上の品種を植えることで、収穫時期の分散や病害虫などへのリスク回避を行っています。農産物は、JA農産物直売所「夢未市」・「グリーンセンター」へ出荷しています。
三橋さんは「多種多様な野菜の姿を見て、農業の面白さや楽しさを感じている。今後は、これまでの失敗や成功などの経験を糧に、より良質な農産物を生産していきたい」と笑顔で話します。
旬の農産物のお買い求めは、JAあつぎの農産物直売所「夢未市」へどうぞ!