管内の地域茶業を支える
新たな担い手として活躍
清川村煤ヶ谷 チャピュア清川支援部
2002年7月に設立された荒茶工場「チャピュア清川」の設立時から、担い手組織として活動しています。
清川村の茶業をサポート
チャピュア清川支援部は、生産者の高齢化や後継者不足の中でも地域茶業が継続できるよう、生産者の作業支援のため発足しました。現在12人で活動。茶園では、摘採や整枝、施肥作業を行うほか、工場の管理作業なども行っています。現在、363アールの受託管理園と、200アールの生産者の茶園の作業支援を行っています。部員は「足柄茶GAP」に定められた生産工程管理に関するルールを守り、安全な農作業を行うよう心掛けています。
収穫した茶葉は足柄茶に加工
収穫した生の茶葉は、工場で蒸機や粗揉機などの工程を経て、約4時間かけ荒茶に加工。神奈川県農協茶業センターへ出荷され、「足柄茶」として商品化されます。
部員の皆さんは「茶の栽培は、どんな時も部員同士の協力が不可欠。今後も、支援部として清川村の基幹作物である茶の栽培をサポートし、良質な茶葉の生産につなげていきたい」と話します。