あつぎの花
1年を通じて楽しめる、厚木の花。
花のある日常で、華のある日常を。
管内では、母の日のカーネーション、贈り物のバラ、冬の彩であるシクラメンやポインセチア、近年人気のある多肉草など、さまざまな花が生産されています。
- 出荷時期
- 通年
見ているだけでも幸せな気分になれます。
あつぎの花で、
花のある日常を!
カーネーション
母の日に向けて、管内のカーネーション農家は出荷の最盛期を迎えます。年間80万本以上を生産し、市場出荷を中心に、JAの直売所でも販売しています。鮮度と花もちの良さで、輸入品との差別化を図り、たくさんの方にカーネーションを楽しんでもらえるよう、品質管理の徹底や栽培技術の向上に努めています。
バラ
厚木市園芸協会バラ部会では、厚木産バラの消費拡大を目指し、魅力を伝えるPR活動を積極的に行っています。
現在は、「父の日」などの贈答用の切り花として出荷を行っています。生産者は、厚木産バラの伝統を守り、消費者に良質なバラを手に取ってもらおうと、定期的な防除や徹底した栽培管理を行い、美しく高品質で安定的なバラの生産に努めています
バラをきれいに長持ちさせるポイント
切り花を長持ちさせるために重要なことは、きれいな水をたっぷり吸える環境づくり!!新鮮な厚木産のバラは、正しく管理することで長持ちします。
- 清潔なハサミを使い、茎元から2~5cm位のところを切り口が斜めになるように水中で切る(水中で切ることで切り口に空気が入り込むのを防ぎ、水の通りが良くなる)
- きれいに洗った花瓶に水と切り花用の栄養剤を入れる
- 余分な葉を取る(水に葉が浸って腐り、水が汚れないようにする)
- 直射日光やエアコンの風があたる場所を避けて飾る(葉の表面が乾燥すると吸水と蒸散のバランスが崩れて、しおれる原因になる)
- 毎日、花瓶の水を取り替えて清潔に保つ。その時に茎元を少し斜めに切る。(茎元が雑菌などで詰まって上手く水が吸えなくならないようにする)
シクラメン
管内のシクラメン農家では、消費者へ上質なシクラメンを届けられるよう、ハウスでの緻密な温度や湿度管理を行いながら、生産者が手をかけて育てています。手軽に楽しめるガーデンシクラメンやミニシクラメンなど、さまざまな花弁の形や色を楽しめるよう、品種の選定にも工夫を凝らしています。
シクラメンを長く楽しむ方法
良いシクラメンのポイントは?
- 葉の枚数が多く、次に咲く蕾や新しい葉がたくさんあること
シクラメンは、基本的に本葉1枚に蕾が1つずつ出ます。葉が多く、蕾が多いものを選ぶようにしましょう。
どこで管理すれば良いの?
- 窓越しの日光に当たり、エアコンの風に直接当たらないところ
夜間に凍らない場所で、湿度の低い場所を選びましょう。
5月まで花を楽しむには?
- 株の中心を開け、形を整える
咲き終わった花や茶色くなった花は茎の根元を2本指でつかみ、ねじるように抜き取ります。また、株の中心を開けるように葉や花をまとめ、球根上部に日光が入りやすくするよう「葉組み」を行うと、長期間楽しむことができます。
水やりの頻度はどのくらい?
- 球根に水がかからないよう水やりをする
2日に1回を目安に、葉を持ち上げ、丁寧に灌水します。10日に1回は液肥を灌水代わりに与えましょう。 - HELP!水やりを忘れてぐったりしてしまったら…
「葉組み」のように株を整え、花は中心にまとめ、ひもなどで軽く縛っておきます。新聞紙2枚程度で鉢全体をくるみ、水を半分入れたバケツに半日ほど漬け込みます。その後は、玄関などで2~3日養生させましょう。
地場産の花で
お家を彩りませんか?
ペチュニア
開花期:3月~11月
形態:多年草(一年草扱い)
ガザニア
開花期:4月~10月上旬
形態:多年草(一年草扱い)
インパチェンス
開花期:5月~11月上旬
形態:一年草
ベゴニア
開花期:4月~11月
形態:多年草
ゼラニウム
開花期:3月~12月上旬
形態:多年草
冬場の鉢植え
ハボタン
鑑賞期:11月~3月
形態:多年草
サイネリア
開花期:11月~3月
形態:一年草
パンジー
開花期:10月~5月
形態:一年草
ストック
開花期:11月~5月
形態:一年草
花育・講習会
花の植栽事業
JAあつぎは、管内の保育施設と幼稚園、小学校で「花の植栽事業」を行っています。10月中旬から11月初旬にかけて、各地区の組合員組織代表者や役職員らで構成する地区運営委員会が主体となって取り組んでいます。
同事業には、厚木市園芸協会鉢物部会と通年型食農教育事業「夢未Kidsスクール」のスクール生が協力して栽培したビオラを使用。花や緑に親しみ、『花育』を通じて優しさや美しさを感じる気持ちを育むとともに、地域と一体となった活動で、世代間交流の促進やつながりづくりにもつなげています。
地場産花きで寄せ植えを
JAあつぎ鉢物部会は、花や緑に触れる機会を通じて、幅広い世代との交流や地域コミュニティーの輪を広げようと、積極的な活動を展開しています。生産や販売だけでなく、消費者と顔を合わせる対面販売やイベントを積極的に行うことで、地場産花きの魅力を伝え、地域に緑を通じた潤いを届けようと工夫を凝らしています。
JAあつぎ農産物直売所「夢未市」や厚木市農業まつり畜産祭・収穫祭では、地域住民を対象とした鉢花の寄せ植え体験を定期的に開催。地場産花きを使った寄せ植えの作り方を教えています。
花を贈ろう!
スイートピー
花言葉「門出」
ほのかに甘い香りを放つ、パステル調のかわいらしい花で、新たな門出を祝うのにぴったりです。
ストック
花言葉「愛情の絆」
ピンクや白などの花を茎先にいくつもつける様子が華やかで、花持ちが良いと言われています。
バラ
花言葉「感謝」
華やかな花姿や種類の多さから、アレンジメントやブーケなどに使われています。
ラナンキュラス
花言葉「華やかな魅力」
ふわっとした薄い花びらと、開けば開く程美しい花姿が人気です。
あつぎの生産者
地域の人々に
農業の魅力伝える
花きの栽培に情熱を注ぎ
次世代へ技術を継承
ご購入は夢未市など、
管内の直売所で。
皆さまの食卓へお届けします!