津久井在来大豆
日本古来の在来種。
「かながわブランド」に登録される「津久井在来大豆」は、戦後の栽培農家の減少などから希少となり、いつしか「幻の大豆」と呼ばれるようになりました。県内各地で「津久井在来大豆」を守ろうと取り組みを始め、再び脚光を浴びるようになり、大粒で甘みが強い品種として人気を集めています。
- 出荷時期
- 12月下旬から2月上旬まで
※天候や生育状況等により出荷時期が異なる場合があります。
地域の生活に根づいていた津久井在来大豆。
再び、栽培が広まりつつあります。
津久井在来大豆の特徴
粒が大きく、糖度が高い
津久井在来大豆は、粒はやや楕円を帯びた形状で、一般の大豆より粒が大きく、糖度が高いのが特徴。甘みが強いことから、子どもたちからも人気の食材となっています。
かながわブランドに認定
2013年には、JAあつぎ管内で生産する「津久井在来大豆」がかながわブランドに認定されました。現在、JAあつぎ管内では、遊休農地や耕作放棄地を活用しながら生産量の増加を進めています。
手軽に食べられる
「厚木産蒸し大豆」
地域に根付く、
津久井在来大豆
津久井在来大豆は、JAあつぎが開く体験農園で栽培をしたり、みそ造りや料理教室などで調理されるほか、学校給食に供給するなど、地産地消の推進に向け、普及が進められています。
おすすめ大豆のレシピ
蒸し大豆のおろしサラダ
あつぎの生産者のご紹介
環境に配慮した農業を
大豆の魅力を地域へ
ご購入は夢未市など、
管内の直売所で。
皆さまの食卓へお届けします!
厚木産蒸し大豆
津久井在来大豆を100%使用。そのままサラダやスープ、煮物にも使えるほか、子供のおやつにもおすすめ。
手作り味噌
材料にこだわり、自家製の津久井在来大豆と糀を使って作っています。香りが良く、まろやかで甘味があります。
大豆のおいしい食べ方
乾燥豆を手軽に調理するポイント
乾燥豆を料理に使う基本手順は、「水に戻す(浸す)」「下茹でする」の二つです。
①水で洗う
②大豆の4倍の水に6時間程度漬ける
①戻した大豆を鍋に入れる
②大豆の4~6倍程度の水を入れ、鍋の蓋をしないで中火から強火に45~70分かける(沸騰し始めたら差し水をし、再び煮立ったら泡状に浮いてくるアクをすくい取る)
大豆の保存方法
数日以内に使う場合は、密封容器に入れて冷蔵する。(保存期間の目安:夏2~3日程度、冬4~5日程度)長期にわたって保蔵する場合は、1回に使う分量に小分けして密封容器に入れて冷凍する。(保存期間の目安:1カ月程度)
大豆の成分・有効性など
畑に実る大豆は、肉に匹敵するほどのタンパク質を含んでいます。タンパク質は、人の筋肉や内臓など体の組織を作る成分です。人が体内で作り出すことができない9種類の必須アミノ酸をバランスよく含んでいるものを良質なタンパク質と呼びます。肉や卵は、この良質なタンパク質を豊富に含む代表的な食品です。大豆は、肉や卵に負けないバランスの取れた良質なタンパク質を含みます。
大豆は、タンパク質や炭水化物、脂質の他に、ビタミンB1とB2、B6などのビタミン類に加え、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラルもバランス良く含み、大豆オリゴ糖やイソフラボンなど機能性成分も豊富です。