• 有機酸、各種アミノ酸、腐植酸を豊富に含むため、土作り効果が期待できます。
• 有機酸は、根から出る物質（根酸）と同様で、土壌のミネラルやリン酸の吸収を高めます。
• アミノ酸は、天候不順下でも生育や品質の向上が期待できます。
• 各種有効成分の働きにより、土壌中の有用微生物の増殖を促進し、地力を高めます。
• 各種有効成分の相乗効果により、根張り、生育向上、品質向上が期待でき、成り疲れ解消にも役立ちます。

　秋冬収穫のキャベツ栽培は、定植時期が8月中旬頃となるため、暑さによって活着に支障をきたすことが多い作型です。これを避けるには、定植時期までに丈夫で根張りの良い苗を作ることが大切です。初期生育が向上することで球も締まり、サイズ・収量の向上も期待できます。

1. 発芽1週間後、セルトレイに200～300倍の希釈液をまく。
2. 定植前、圃場が乾燥状態の場合は、圃場全体にかん水する。定植直前にセルトレイをソイルサプリエキス100倍の希釈液に浸す。
3. 定植後、ソイルサプリエキス200～500倍の希釈液を圃場全体にまく（参考：活着を良くするには午後4時頃が最適というデータもあり）。

【ポイント】希釈液中での均一な拡散を促すため、10リットル程度のバケツでよく混ぜてからポリタンクに入れ、再度よく混ぜる。

　大豆栽培におけるソイルサプリエキスの使用効果については、現在もさまざまな機関で研究がされていますが、国や県の試験研究機関で出されたデータで、確かな有効性が確認されています。

1. 大豆種子1kg当たりソイルサプリエキス2～4mlを塗布後、播種する。
   ⇒収量1～2割、大粒収量5～6割増加。
2. 2～4葉期にソイルサプリエキス300倍希釈液を1～2回葉面散布する。
   ⇒収量2～4割、大粒収量2～4割増加。