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Seasonal Agricultural Products
9月のオススメ

オクラ

Okra
独特のネバネバ成分で
糖質やコレステロールの吸収を抑える
  • ヘタが黒ずんでいないものが新鮮
  • うぶ毛が多く小ぶりのものの方がおいしい
  • 種が詰まりすぎていないものがやわらかい
【保存法】
ビニール袋やラップで包んで野菜室で保存。早めに使い切る。ゆでて水けをきれば、冷凍保存も可能。
【成分・有効性】
 オクラと言えば、あの独特なネバネバですが、粘りのもとは食物繊維のペクチンやガラクタンです。 特に、ペクチンは水溶性の食物繊維で、腸内の有害物質を包み込んで排出します。 余分なコレステロールや糖質の吸収を抑えたり、遅らせる働きもあり、血中脂質や血糖値が高めの人におすすめです。 また、若い女性に不足しがちなビタミンの葉酸がオクラには多く含まれています。 この他、カルシウムやマンガンなどのミネラルも豊富。ビタミンCは、春ものより夏ものの方が多く含まれます。 栄養成分の損失を抑えるには、生食またはサッと短時間ゆでて食べるのがベストです。

生産者のご紹介

小鮎地区沼田 道男さん
 厚木市下古沢で露地野菜を中心に生産しています。オクラは、沖縄県で多く生産される品種「島の唄」を毎年栽培し、6月下旬から10月にかけて出荷しています。丸型の断面と大きくて柔らかい実が特徴です。
 栽培では、風通しの良い環境づくりと小まめな圃場管理で、病害虫予防に努めています。品質はもちろん、見た目も良い野菜を届けるため、作物の形や大きさ、荷姿などにもこだわりを持って出荷。オクラは成長スピードが早く、適期を見逃さないよう、日々収穫作業に励んでいます。
 歯応えが残るくらいの柔らかさにゆで、食感や独特な粘りを楽しみながら味わってみてください。
玉川地区三橋 澄夫さん
 玉川沿いにある水はけの良い畑で、丸いさやの形をした島オクラを栽培。淡い緑色で20㎝程の大きさに育ち、ほんのりとした甘みと柔らかい食感が特徴です。 発芽時に発生しやすいアブラムシの防除をはじめ、葉や実を食害するハマキムシの駆除など、病害虫対策には常に気を配って管理しています。
 ゆでたオクラを刻み、かつお節としょうゆで和えてあつあつのご飯に掛けたり、天ぷらにしたりして食べると絶品です!ぜひお試しください。
相川地区大貫 章さん
 先代から受け継がれた畑で、8年前からオクラの栽培をしています。良質なオクラをお届けできるよう、雑草対策や病害虫対策に気を配っています。 出荷の際は、緑が濃く、表面の産毛がしっかり生えている見た目の良いものを選んで出荷するなど、消費者の皆さんの手に取ってもらえるよう努力しています。
 ゆでたオクラを刻み、豆腐に乗せて食べるのもおいしいですが、これからの季節は、そうめんのつゆに入れるのがおすすめです。

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