良質米生産へ適切な管理を
各地区で「水稲追肥時期現地検討会」を開催

JAあつぎは、1等米比率の向上と良質・良食味米の生産振興を目的に、7月3日から7月12日までの6日間の日程で「水稲追肥時期現地検討会」を開きました。
同検討会では、現在の水稲の生育を踏まえ、今後の天候や病害虫発生などの予測に基づく栽培管理、良質な米生産に重要となる適切な施肥を指導。JAや県農業技術センターの職員が講師となり、管内各地区の水田14カ所で開催しました。
今年は、はるみとキヌヒカリともに、葉色は近年よりやや濃いか同等で、茎数についてはやや多いか同等。草丈については、はるみがやや短いか同等で、キヌヒカリはやや長い傾向となっています。気象庁が7月1日に発表した1カ月予報では、気温は「ほぼ平年並み」、降水量は「平年並みか多い」、日照時間は「平年並みか少ない」となる見込み。現在の生育と今後の気象予報から、出穂期は、平年並みからやや早いと予想されています。
講習会では、気象条件や気温の推移を注視し、時期と量を見極めた追肥と水管理が重要であることを説明しました。また、病害虫防除では、ヒメトビウンカに吸汁されることで発生する縞葉枯病をはじめ、イネツトムシやカメムシ類などの発生について注意を促すとともに、防除方法を伝えました。この他、近年発生が騒がれているスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)については、管内でも生息が確認されたことから、発見した際は速やかにJAへ連絡をしてほしいと注意を促しました。
最近追加された記事
ブランド化に向けて商品開発
JAあつぎ農産物直売所では、4月より新たなペピーノ商品の販売を開始しました。
踊り披露で祭り盛り上げる
第61回あつぎ飯山桜まつりが3月30日に開催され、小鮎支所と宮の里支店の職員が飯山花音頭を踊り、会場を盛り上げました。
食と農の大切さを学んで
JAあつぎは3月25日、厚木市・清川村を訪れ、管内25校の新小学5年生と教職員に向けて、JAバンクの小学生向け補助教材本2,243冊を寄贈しました。
卒園を地場産花きで祝う
厚木市園芸協会花き温室部会は3月12日、市立保育所4園の卒園児に向け、バラとカーネーションを贈呈しました。
協同の力で農家所得向上へ
JAあつぎは3月5日、地場産率のさらなる向上と、生産者の出荷意欲向上を目的に「夢未市・グリーンセンター出荷者大会」を開きました。