小麦

Wheat

新規就農者を中心に、小麦の栽培を行っています。小麦は、うどんやビールなど、さまざまな6次化商品として販売しています。

　JAあつぎ管内では、耕作放棄地・遊休農地の解消に向け、新規就農者を中心に小麦の栽培に着手しています。「さとのそら」と「ゆめかおり」の2品種を生産し、収穫した小麦は、JAあつぎのオリジナル商品「厚木地粉うどん」「さがみビール」などの6次化商品に使われています。

厚木の小麦を使った
6次化商品を販売しています。

　厚木産小麦を使った「厚木地粉うどん」・「さがみビール」は、夢未市をはじめとした管内の直売所で販売しています。ぜひ、厚木産小麦の風味や香りを楽しんでみてください。

厚木産小麦への取り組み

　厚木市では担い手不足や鳥獣被害など、さまざまな理由から耕作放棄地・遊休農地が増加傾向にあります。解消に向けた対策の一つとして、厚木市都市農業支援センターを中心に、土地利用型作物による再生利用を新規就農者に紹介しています。同時に6次産業化を行い、地域農業を盛り上げています。

　播種は11月に行い、倒伏に気をつけながら身を膨らませるための肥料量を調整するほか、麦踏みをしながら根張りを良くするよう心掛けるなど、良質な小麦生産に力を注いでいます。収穫は、6月に行われます。

　収穫した小麦は、乾燥・調整・選別され、温度管理に注意しながら水分量を12.5％以下まで乾燥させ、調整・選別を行います。小麦は、JAの農産物検査員によって検査が行われ、粒の形質・色などの見極めを行います。

　JAあつぎは、管内で生産される小麦の6次産業化を進めるため、製粉施設を設置しています。厚木産小麦の特性を生かした風味豊かな地粉に仕上げるなど、丁寧な作業を心掛けています。

　管内で栽培した小麦（県の奨励品種「さとのそら」）を使用し、地場産小麦の特徴を生かしたうどんは、風味豊かで喉ごしが良いと評判です。地元で取れた、オールあつぎの地粉うどんをぜひご賞味ください！

　JAあつぎのオリジナル商品「さがみビール」は、厚木産小麦を使用した地ビールで、苦みを抑えたフルーティーで爽やかな味わい。食中酒として楽しめるので、お料理やおつまみにも相性◎。

新鮮で安全・安心な農畜産物を
皆さまの食卓へお届けします！