JAあつぎ

営農通信Farming communication

野菜苗の病害虫防除について

 野菜苗の定植作業が多くなる時期となりました。秋は害虫が多い時期でもあります。定植直後の野菜苗は病害虫に弱く、被害を受けると収穫時期に大きく影響を与えます。病害虫防除を確実に行い、品質の良い農産物を生産しましょう!今回は、害虫防除についてご紹介します。

9月~10月に多く発生する害虫

ハスモンヨトウ

コナガ

アオムシ

殺虫剤プレバソンフロアブル5を用いたおすすめ防除方法

★苗に灌注処理ができ殺虫効果が約4週間(灌注処理の場合)もの長い期間に渡り効果が期待できます。茎葉処理では、効果は約2週間です。

★灌注処理のため省力的で飛散等の心配がありません。

★登録されている品目も多く、ハクサイ・キャベツ・ブロッコリーなどに使用できます。

※灌注処理とはジョウロなどで希釈した薬液をセルトレイ苗等の土壌面に注ぎかけ根から吸収させることにより有効成分が作物全体に行き渡り効果を発揮する処理方法です。

プレバソンフロアブル5灌注処理の方法

★希釈した薬剤をジョウロなどに入れ、水やりと同じように苗に散布する。

★イラストのように苗の土壌に薬剤を注ぎ込み根から吸収させます。

★葉から吸収するわけではないので、展着剤は入れないで下さい。

★処理するタイミングは育苗期後半〜定植当日までです。定植3日前〜定植前日をおすすめします。
(育苗期間が20日間の場合は播種10日後〜 20日後(定植日)までとなります)

注意

 上記の内容は平成30 年8 月3 日現在の情報を基に作成しています。農薬使用に関しては農薬ラベル等の最新の情報に従って使用してください。上記の害虫の写真は、農文協ルーラル電子図書から引用しました。ルーラル電子図書は、JA あつぎ各支所・グリーンセンターでご覧頂けます。

肥料・農薬、野菜の苗など、園芸資材のことなら
ページの先頭へ